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新刊のご案内

日本の近代史 他山の石

布施 隆一(ふせ りゅういち)著

体裁 46判/並製本/本文156頁
定価:本体1,000円+税
ISBN 978-4-87302-810-1 C0095

明治時代以降、太平洋戦争の敗戦から独立国になるまでの近代日本の盛衰を描く。6度にわたる戦争とメディアや教育の問題を科学的視点で鋭く紐解いた書。


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ガレキの惑星

高見 翔(たかみ しょう)著

体裁 46判/並製本/本文374頁
定価:本体1,500円+税
ISBN 978-4-87302-809-5 C0093

破壊された街並み、家族を捜して廃墟を彷徨う男達。ガレキに眠る母の墓標へヒマワリを、幼子は鉄筋(鍬)を握った。悲しみが集うとき、新たな絆が生まれる。全四話。


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アバター人麻呂

小林 義彦(こばやし よしひこ)著

体裁 46判/並製本/本文192頁
定価:本体1,000円+税
ISBN 978-4-87302-808-8 C0095

人麻呂に”もうひとつの顔”があった! 明日香の二面石や猿石はなぜ身ひとつに顔がふたつあるのか? 飛鳥の歌聖ヒトマロにふたつの顔があったからだ! 万葉千年の謎を解き明かす渾身の一書。


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天神になった卑弥呼 邪馬台国の女王

篠﨑 紘一(しのざき こういち)著

体裁 46判/並製本/本文208頁
定価:本体1,200円+税
ISBN 978-4-87302-806-4 C0093

量子力学で捉える人間の生と死、そして魂の行方とは……。自然の神々が躍動するアニミズムの世界にて神女<シャーマン>になるための卑弥呼の苛烈な修行と女王としての苦悩の様を描き出すスピリチュアル歴史ロマン小説。


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月の光滑らかに降りて

森島 令(もりしま れい)著

体裁 46判/並製本/本文184頁
定価:本体1,000円+税
ISBN 978-4-87302-807-1 C0093

戦後の混沌さを引き摺る昭和の北の港町。十四歳の少女が直面する同級生の死と教師による理不尽な苛め。少女の揺れ動く葛藤の様を見事に描き出した表題作、他四作品収録。


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闡提たちの廃仏毀釈

松本白華と富山藩合寺事件

宮田 隆(みやた たかし)著

体裁 46判/並製本/本文178頁
定価:本体1,000円+税
ISBN 978-4-87302-805-7 C0093

第23回歴史浪漫文学賞優秀賞
闡提とは、仏の教えを信じず、成仏する因縁をもたない者をいう。明治政府によって発布された「神仏分離令」を歪曲し富国強兵への道を邁進するために激しい仏教弾圧が行なわれたその悲劇を描き出す。


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銅の軍神

天皇誤導事件と新田義貞像盗難の点と線

智本 光隆(ちもと みつたか)著

体裁 46判/並製本/本文308頁
定価:本体1,500円+税
ISBN 978-4-87302-804-0 C0093

軍靴の音が高まる昭和初期、国威発揚のために祀り上げようとされた新田義貞。二度と悲劇の軍神を生み出さないために宗家当主がとった驚くべき行動とは?


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それは十二階からはじまった

郵便集配人・喜三郎2

伊原 勇一(いはら ゆういち)著

体裁 46判/並製本/本文142頁
定価:本体1,200円+税
ISBN 978-4-87302-803-3 C0093

第21回歴史浪漫文学賞優秀賞受賞作家のシリーズ第2弾。あの最強の郵便集配人が帰ってきた!!掏摸集団、女権拡張、乳牛詐欺、土蔵破り……明治という時代の光に隠れた闇を、腕に覚えのあるポストマンが次々に暴く。


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続・一日暮らし

金谷 常平(かなや つねへい)著

体裁 A5判/並製本/本文256頁
定価:本体1,500円+税
ISBN 978-4-87302-802-6 C0026

好評を博した前作『一日暮らし』の続編。山岳登山記録を中心に、野菜や蕎麦作りの楽しみ方、お遍路体験、東日本大震災の跡地を巡るなど、傘寿を過ぎたシニアライフをマイペースで過ごすための貴重な経験談を描く。名僧白隠禅師の教えに感化され、「今日一日をいかに充実して過ごすか」を命題に、スローライフ・スローフード・スロー山歩きをモットーに季節と供に生きる生活を堪能する著者のエッセイ。


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平田玉蘊

尾道に生きた女性画家

小室 千鶴子(こむろ ちづこ)著

体裁 46判/上製本/本文288頁
定価:本体1,700円+税
ISBN 978-4-87302-801-9 C0093

一見儚げに見えながら激しい情念を裡に秘め、花鳥、山水、人物など多彩な世界に身を捧げた稀代の女流絵師の波乱の生涯を描き出す。


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夏の夜のカヨ

真宮 正次(まみや しょうじ)著

体裁 46判/並製本/本文306頁
定価:本体1,500円+税
ISBN 978-4-87302-800-2 C0093

祇園お茶屋「福嶋」女将福嶋知子推薦。京都の街で暮らす幼馴染夏夜と正夫の二人が時代の荒波に翻弄されていく様を描き出した物語。敗戦後のシベリア抑留、チェルノブイリ事故を経て、夏夜と正夫が奇跡的に再会を果たす。他「昭和の修作」併録。


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玉川上水傳 後編

江戸を世界一の百万都市にした者たち

西野 喬(にしの たかし)著

体裁 46判/上製本/本文354頁
定価:本体1,600円+税
ISBN 978-4-87302-799-9 C0093

玉川上水を作ったのは誰?定説は玉川兄弟。これに異論はない。だが兄弟だけが築造者ではない。兄弟の偉業の影に埋もれた名も無き築造者たちの姿を活写する。


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血脈

鵜野讃良私伝

宮井 ゆり子(みやい ゆりこ)著

体裁 46判/並製本/本文302頁
定価:本体1,500円+税
ISBN 978-4-87302-798-2 C0093

宝塚の舞台に持統天皇の言霊が舞い降りた。1982年、鵜野讃良皇后役を演じた条はるき(宮井ゆり子)、彼女の裡に憑依した持統天皇の執念と葛藤を描き出す。


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師弟と朋友

藤原惺窩とその弟子たち

口中 治久(くちなか はるひさ)著

体裁 46判/並製本/本文176頁
定価:本体1,000円+税
ISBN 978-4-87302-797-5 C0093

近代儒学の祖、藤原惺窩から連綿と繋がる京学派の流れを紡ぐ。戦乱の時代、臨済禅の教えから離れ儒者として生きる道を選択した惺窩とその弟子竹田城主赤松広道や高瀬川を開削した角倉親子、そして門下生四天王の林羅山・那波活所・堀杏庵・松永尺五らの人物像を描き出す。


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雑賀孫一郎と教如

本願寺東西分派

宝照 侑(ほうしょう ゆう)著

体裁 46判/並製本/本文230頁
定価:本体1,300円+税
ISBN 978-4-87302-796-8 C0093

拙僧は、時の権力者に対敵して生きてきた。織田殿とは石山の地を巡り争い、顕如様に破門に処せられた。豊臣殿からは隠退に追い込まれた。弟の准如殿は、江戸の徳川殿に警戒をしておる。拙僧は、ただ真宗の『御法』を守らんがために、動いておるだけじゃ。(本文より)


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小説・最後の大老

河野 愉一(こうの ゆいち)著

体裁 46判/並製本/本文168頁
定価:本体1,000円+税
ISBN 978-4-87302-795-1 C0093

幕府の終焉を見届けた大老、酒井忠績。旗本の身から突如姫路藩主を相続し、瓦解寸前の幕府において困難極まる舵取りを委ねられた主人公忠績の目を通して描き出すもう一つの幕末史。


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激動の幕末 蘭癖が行く

鈴木 舜(すずき しゅん)著

体裁 46判/並製本/本文226頁
定価:本体1,300円+税
ISBN 978-4-87302-794-4 C0093

勅許なく「通商条約」を結んだ老中、堀田正睦の波乱の生涯を描く。佐倉藩の部屋住みながら儲服の君として阿蘭陀事情等を学び、やがて藩主として藩の財政を根本から改革し、天然痘の種痘接種を領内くまなく行った名君正睦が、いよいよ西洋通として幕政の舵を取る。


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歴史の定則性から浮上する倭国黎明期の展開

真神 三郎(まがみ さぶろう)著

体裁 46判/並製本/本文166頁
定価:本体1,000円+税
ISBN 978-4-87302-793-7 C0095

「歴史は繰り返す」。歴史の動きの中にある定則的な流れに沿った展開の発現を紐解くことで見えてくる古代日本の真実とは?


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密書

島津の退き口異聞

黒木 比呂史(くろき ひろし)著

体裁 46判/上製本/本文252頁
定価:本体1,500円+税
ISBN 978-4-87302-792-0 C0093

あの鮮やかな「退き口」に裏があった!?百三十年間、秘匿され続けてきた「密書」を巡り、いま暗闘が始まる。


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聖なる森の伝説

柳田国男の移住開拓史

新部 正樹(にべ まさき)著

体裁 46判/並製本/本文142頁
定価:本体1,000円+税
ISBN 978-4-87302-791-3 C0039

日本人の神の源流を遡る。柳田国男の研究の軌跡を辿ることで、日本人の原像である山の民(移住開拓民)における山の神信仰を明らかにする。


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上州国盗り物語

那波一門史

藤原 文四郎(ふじわら ぶんしろう)著

体裁 46判/並製本/本文270頁
定価:本体1,500円+税
ISBN 978-4-87302-790-6 C0093

上野の国(現・群馬県伊勢崎市周辺)で領民とともに土地を守り続けた那波氏一族。長尾景虎(後の上杉謙信)と干戈を交え、武田信玄の許で真田氏とともに闘い、那波無理之介として名を馳せるも、やがて時代の大波に呑まれる悲運の一族……。


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ひねくれ弥八

本多正信外伝

田島 高分(たじま たかわき)著

体裁 46判/並製本/本文226頁
定価:本体1,000円+税
ISBN 978-4-87302-789-0 C0093

家康の懐刀、本多弥八郎正信の三河一揆と出奔後の放浪記。“黒衣の宰相”天海、“天下の総代官”大久保長安、徳川家を支えた三人の運命が交錯し、三方ヶ原の戦いへ向かう。“米の毒”の意味するものとは……弥八たちに決断を迫る。


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評伝 伊藤野枝

あらしのように生きて

堀 和恵(ほり かずえ)著

体裁 46判/上製本/本文240頁
定価:本体1,500円+税
ISBN 978-4-87302-788-3 C0095

第23回 歴史浪漫文学賞 特別賞。
野枝の命懸けの情熱が、甘粕正彦・辻まこと・伊藤ルイを通して100年後の “現代” によみがえる。


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棚無し小舟

フォト短歌集

成田 茂(なりた しげる)著

体裁 A5判/並製本/本文134頁
定価:本体1,200円+税
ISBN 978-4-87302-787-6 C0092

鳥の目で見る空中写真を援用し、縄文の暮らし、環境問題、災害列島を訪ね、その感 慨を短歌にしてみた。 日本の豊かな風土と文化、環境の再生、災害復興の姿とともに、小舟で急流を渡るよ うなリスクも見てとれる。


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高梨大乱

上杉家を狂わせた親子の物語

小田切 健自(おたぎり けんじ)著

体裁 46判/上製本/本文388頁
定価:本体2,000円+税
ISBN 978-4-87302-786-9 C0093

北信濃で一所懸命に領地を守り続けた高梨氏四代。上条上杉家を破り、武田信玄を二度までも撃退するも、やがて戦国の大波に呑まれ翻弄される……。


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玉川上水傳 前編

江戸を世界一の百万都市にした者たち

西野 喬(にしの たかし)著

体裁 46判/上製本/本文318頁
定価:本体1,600円+税
ISBN 978-4-87302-785-2 C0093

江戸、困窮する水事情! 四代将軍の御世、江戸の急激な人口増加は人々に飲料水不足をもたらす。これを解消しようと新たな水源探しに奔走する者たち。上水工事着工までの知恵伊豆こと松平信綱らの熱情と労苦を描く。


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他教化と連携した小学校英語の授業

CLIL的アプローチ学習指導案21例

内山 工(うちやま たくみ)著

体裁 B5判/並製本/本文144頁
定価:本体1,000円+税
ISBN 978-4-87302-784-5 C0082

小学校では国語や算数等の教科、クラスの活動、行事、特別活動等多くの領域があります。CLILのアプローチではそれらの内容全てが英語学習の教材になります。学習する言語は「英語」でクラスの中で「共に学び合う」ことが大切なポイントとなります。指導者の一方的な説明で終わる45分間ではなく、自分の考えを伝えたり友達の意見を聞いたりみんなで試行錯誤して学習の方向を見い出す「学び合い」の場面を設定することが求められます。


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郵便集配人は二度銃を撃つ

伊原 勇一(いはら ゆういち)著

体裁 46判/並製本/本文144頁
定価:本体1,200円+税
ISBN 978-4-87302-783-8 C0093

第21回歴史浪漫文学賞優秀賞受賞後第1作。日本で初めて拳銃を所持した職業は─郵便集配人だった!!明治のポストマンが遭遇する、汚職事件、ピストル強盗、人身売買……歴史上の人物も次々に登場し、混沌とした時代の光と闇を活写する!


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不存在の証明

邪馬台国異聞

合六 廣子(ごうろく ひろこ)著

体裁 46判/並製本/本文134頁
定価:本体1,000円+税
ISBN 978-4-87302-782-1 C0095

卑弥呼は、ヒムカ(古代日向国)の女王であった。「魏志倭人伝」を忠実に読み取り、新解釈で邪馬台国の謎に迫る!


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忍城落日

渡辺 せつ子(わたなべ せつこ)著

体裁 46判/並製本/本文310頁
定価:本体1,500円+税
ISBN 978-4-87302-781-4 C0093

佐幕か勤皇か、黒船来航以来、風雲急を告げ政治情勢が変転する中、名門譜代としての矜持と領民を慮る思いとの狭間で揺れる忍藩の苦悩を描きだす歴史ドキュメント。


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黎明の空

大澤 俊作(おおさわ しゅんさく)著

体裁 46判/並製本/本文374頁
定価:本体1,500円+税
ISBN 978-4-87302-780-7 C0093

戦国乱世最後の戦いは「大坂夏の陣」ではなく「天草島原の乱」である。 森宗意軒と由井正雪。漆黒の闇に生きた師弟が「天草島原の乱」「慶安の変」を起こして長い戦国乱世の最後を飾る。 真田幸村より受け継いだのは天下泰平の志と妖刀村正。 慶長二十年(1615)の大坂夏の陣より二十二年。徳川政権の圧政にキリシタンや百姓ら民衆、そして旧豊臣家の浪人衆が遂に立ち上がった。その中に森宗意軒という元真田幸村隊の武将が軍師としていた。彼は、外国勢力と共謀し、現政権を打倒した後は天草四郎という豊臣秀吉の孫を天下人に据えて万民の泰平の世を築く、という雄図を描いていた。 そして志は宗意軒の弟子、由井正雪へと継承されていく。戦国はまだ終わってはいない。