自費出版Q&A |
当社の自費出版システムについて皆様から頂いたご質問にお答えします。 |
Q.どのような内容の原稿でも出版は可能なのでしょうか? |
A.出版のジャンルは問いません。ただし、パブリック出版の場合は書店流通が可能な水準の作品か、もしくは書き直しによってその水準をクリアできるかを審査させていただきます。 |
Q.書店で有名な作家と同じコーナーに本が並ぶのでしょうか? |
A.もちろんです。ただし、どのコーナーにどの程度の期間本を並べられるかは、基本的には各書店の担当者の判断によります。 |
Q.書店での販売期間は? |
A.書店への委託期間は通常6カ月間となっていますが、小社では1年間は責任を持って販売します。ただし、一部主要書店での平積み販売は売れ行き状況により2週間〜1ヶ月程度の期間になります。 |
Q.最初に製作した本が品切れになった場合は? |
A.書店での売れ行きが好調で、在庫が不足し増刷分のセールスが見込める場合は、出版社側の判断で増刷を行ない、その費用はすべて出版社が負担します。この場合は、著者に対し刷り部数×本体価格の7%の印税をお支払します。ただし、著者側の希望で増刷を行なう場合は、製作費は著者負担となります。 |
Q.本の宣伝PR活動はどのようにしてもらえるのでしょうか? |
A.本の売り上げを左右する大切な問題です。出版直後には、全国紙もしくは著者の地元の新聞に書籍広告を出稿します。また、主要新聞社の書評欄、支局版、関係地方新聞社、関連雑誌、テレビ・ラジオ局等マスコミに献本と書評依頼の書類を送ります。 |
Q.自分のための本を1冊単位で作りたいのですが? |
A.クイックブックでの出版をお勧めいたします。この出版システムはお客様がお持ちのデータを使用することによって、3万円という安価な金額での製作が可能となります。 |
新しい出版システム |
郁朋社では、原稿の内容、著者の希望に応じて最善の形で本作りに対応できるよう3パターンの出版形式を提案させていただいております。 |
パブリック出版(全国書店販売型) |
製作費は著者に負担していただきますが、完成した本を出版社が預り、代理販売を行ない、その売上金を著者にお戻しします。 「一人でも多くの人に読んでもらえる本作り」という小社の基本姿勢から生まれた新しいシステムです。編集作業、販売・宣伝活動は通常の商業出版と同様の形をとります。「自分の夢や感動、体験を伝えたい」「作品の評価を得たい」とお考えの人にお勧めします。 編集段階では、一般読者の購入意欲を高める魅力ある本作りを著者との徹底した共同作業で行ないます。また、小社は、日販、トーハンを始めほとんどの主要取次店と書籍委託契約を結んでおり、全国すべての書店から本を購入することが可能です。出版後、マスコミや読者からの反響や評価を得ることが期待できます。 ※パブリック出版の場合、最低500部からの製作になります。 |
プライベート出版(私家本型) |
製作費を著者に負担していただき、希望する部数のみ製作し、そのすべてを著者に納品します。自分の想い通りの本を作り記録として残したいという人にお勧めします。一般的に言う書店流通しない自費出版の形式になりますが、編集者が責任を持って担当し、十分満足いただける本に仕上がるようアドバイスをさせてもらいます。 ※プライベート出版の場合、最低100部からの出版となります。 |
クイックブック(簡易製本) |
クイックブックとは、1冊から手軽に本を作っていただくために郁朋社が開発した新しい出版システムです。 このシステムの特徴は、お客様がお持ちのデータを使用することによって、3万円からという低料金、1ヶ月前後(通常6ヶ月)という短期間で本の製作が可能となります。 なお、手書きの原稿をお持ちの方でも別途入力費用をご負担いただく形でご利用できます。 |
本が書店に並ぶまで |
出版の流れは次のようになります。ここでは、本を書店流通させる「パブリック出版」を中心にご説明します。 |
見積依頼(無料) ●「見積申込書」に原稿内容、希望する出版形態、部数、体裁等を記入して小社までお送りください。実際の原稿(生原稿・フロッピー)をお預りできると、より正確な見積金額を算出することが出来ます。 編集会議、見積製作 ●担当の編集者が「見積申込書」もしくは生原稿を拝見し、最適の出版方法を検討します。2〜3週間以内に原稿内容に関する感想と、出版パターンごとの見積をお送りします。 出版契約 ●条件面で納得いただければ、出版契約を交わします。原則として、担当編集者が著者のところに出向き、契約と打合せを行ないます。なお、契約時に、見積費用の30%をご用意願います。 編集打合せ ●原稿内容に関する具体的打合せを行ないます。文章表現、構成、内容等に関しての提案をさせてもらい、著者と納得のいくまで話し合いをします。同時に、本の体裁、仕上がり、カバーデザインなどに関する著者の希望を詳しくお伺いします。 原稿整理 ●編集打合せ後の原稿修正は、編集者と著者が共同で行ないます。完成した最終原稿を編集部で整理・編集し、印刷所に入校します。本文に挿入する写真・イラスト等は、この段階でお預りします。 校正(1)、(2) ●2回の校正作業があります。校正は著者と編集部が同時に行ないますが、著者校正が責任校了になります。原則として大幅な修正は認められません。最小限の文章の修正・写真等の変更は初校時にお願いします。大幅な修正や校正での修正は別料金になります。なお、3回払いの場合は初校お渡し時に見積額の30%を入金願います。 カバーラフ、帯原稿確認 ●カバ−デザインのラフを確認してもらいます。帯原稿案も同時に送付します。 製版・印刷製本作業 ●印刷所で本の製作作業に入ります。営業部から出版後の販売促進に関する打合せがあります。 著者納品 ●本の完成です。宅急便で指定部数を著者にお届けします。完成本をご確認の上、残金の精算をお願いします。 取次委託 ●取次店を通じて全国の書店に配本になります。委託日から10日〜14日後に書店の店頭に並ぶことになります。 広告宣伝活動 ●全国の書店に対し、発売1ヶ月前に新刊案内を行ないます。発売後は、新聞・雑誌等に書評依頼を送り、PR活動がなされます。また、広告を出稿し、掲載紙を著者にお届けします。 全国図書館選定図書 ●全国の図書館への購入斡旋と選定図書への申請を行ないます。 書籍売上金精算 ●取次店搬入日より1年後に、代理販売売り上げ分を精算し著者に支払います。以後の書店からの注文販売に対しては、原則として小社が著者から買い上げた本で継続的に対応します。 |
出版標準価格見積り表 |
出版費用は原稿の内容ごとに細かく変わります。下表はあくまで標準的な見積り額になります。なお、表示価格はすべて税抜価格となります。 |
製作費標準見積り…………(A) |
160ページ |
240ページ |
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100部 |
並製 |
578,600円 |
745,800円 |
上製 |
683,100円 |
855,800円 |
|
500部 |
並製 |
671,000円 |
877,800円 |
上製 |
775,500円 |
986,700円 |
|
1,000部 |
並製 |
852,500円 |
1,095,600円 |
上製 |
1,048,300円 |
1,292,500円 |
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注)上記見積りは、B6サイズ(182ミリ×128ミリ)・1ページ600字(40字×15行)、表紙・本扉コート紙使用、カバー付き2色印刷、原稿文字データ渡しの場合です。写真・イラスト掲載は別途費用が必要です。 |
付属物制作費(帯・売上スリップ)……(B) |
500部/35,200円 1,000部/44,000円 |
代理販売費(書店流通・販売管理・広告費等)……(C) |
製作部数 |
本体価格 |
流通部数 |
代理販売費 |
500部 |
1,000円 |
380部 |
227,800円 |
1,500円 |
271,700円 |
||
1,000部 |
1,000円 |
880部 |
371,800円 |
1,500円 |
455,700円 |
||
注1)流通部数は、製作部数から著者納品100部とマスコミ献本20部を差し引いた部数になります。 注2)委託販売を行わず注文対応のみの場合、100,000円が販売管理費として必要です。 |
出版社事前買取り……(D) |
製作部数
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本体価格
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買取り部数 |
買取り費
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500部
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1,000円
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76部
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41,800円
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1,500円
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62,700円
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1,000部
|
1,000円
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176部
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96,800円
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1,500円
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145,200円
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注)完成時に出版社から著者へ支払われます。 |
出版費用の計算の仕方 |
◇パブリック出版の場合 |
総費用は(A)+(B)+(C)−(D)+消費税となります。 |
例)B6・160ページ並製/500部製作/本体1,000円/380部流通 総費用 = 671,000 + 35,200 + 227,800 −41,800 = 892,200円+消費税 |
◇プライベート出版の場合 |
総費用は(A)+消費税のみとなります。 |
例)B6・160ページ並製/100部製作 総費用 = 578,600円+消費税 |
お問い合せ・原稿送付先 |
原稿を郵送いただければ、具体的な提案とお見積もりをさせて頂きます。 (いずれも無料) 別に「見積申込書」をご用意していますのでご利用下さい。 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2丁目20番4号 八木ビル 郁朋社 編集部HP係 TEL 03(3234)8923 FAX 03(3234)3948 電子メールでのお問い合せはこちらへ |
クイックブックのご案内 |
ここでは、クイックブックでの出版を希望される方への基本的なシステムをご紹介いたします。 |
クイックブックについて ●クイックブックとは、1冊から手軽に本を作っていただくために郁朋社が開発した新しい出版システムです。このシステムの特徴は、お客様がお持ちのデータを使用することによって、低料金・短期間で本の製作が可能となります。まずは、当社まで資料を請求してください。なお、手書きの原稿をお持ちの方でも別途入力費用をご負担いただく形でご利用できます。 基本料金(税抜) ●印刷データ作成・登録費+印刷製本費:3万円(200ページ以内) 2冊目以降:5,000円 クイックブックの体裁 ●本の大きさ :A5判(21p×14.8p) 表紙・カバー :ソフトカバー製本(カバーはカラー写真挿入可) ページ :500ページまで 本文の組み :縦組み・横組み クイックブック製作の流れ ●(1) 資料請求 ↓ (2) 印刷対応データの作成(著者作業)・出版社へのデータ送付 ↓ (校正ゲラをお届けするまで2〜3週間程度) (3) 著者校正・修正ゲラを出版社へ送付 ↓ (出版社によるデータ修正に2〜3週間程度) (4) データ登録・印刷製本 ↓ (1週間程度) (5) 著者納品 クイックブック製作上の留意点 ●このシステムでは、ご用意いただいたデータを印刷用データに変換した後、一回の著者校正を経て印刷・製本されます。但し、文字組み専用の製作ソフトを使うため、複雑なレイアウトが必要な原稿、図表・写真等が本文中に挿入される原稿に関しては対応できないこともあります。また、ソフトの性質上、変換時に予期せぬ不具合が生じる可能性もありますので、著者責任のもとしっかりと校正をしていただく必要があります。 |
クイックブック料金表(税抜)
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●印刷データ作成・登録費+印刷製本費 |
200ページまで : 30,000円 300ページまで : 40,000円 400ページまで : 50,000円 500ページまで : 60,000円 |
●2冊目以降製作費 |
200ページまで : 5,000円 300ページまで : 7,500円 400ページまで : 10,000円 500ページまで : 12,500円 |
●手書き原稿の文字データ変換費用 |
1文字1円 (1ページ○○字組×○○ページで計算) |
●校正の際の別途費用(税抜) |
文字組みの調整等は無料 文章等の修正は基本的に1ヶ所50円 |
●カバー写真挿入費用 |
写真・イラスト等:5,000円 |
●お支払い方法 |
納本時に請求書と振替用紙を同封します。 本を確認後、1週間以内にご入金ください。 なお、表示価格は税抜となります。 |
お問い合せ・資料請求先 |
まずは当社までご連絡いただき、資料を請求してください。 |